※のま果樹園の独自基準によります。
基本情報
商品名 | 極早生みかん |
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商品名ヨミ | ゴクワセミカン |
別名 | 温州みかん |
別名ヨミ | ウンシュウミカン |
品種名 | 日南1号など |
系統名 | |
命名登録年月日 | |
命名登録番号 | |
品種登録年月日 | |
品種登録番号 | |
交雑年 | |
育成機関名 |
食品成分(100gあたり)/温州みかん
エネルギー | 49kcal | 炭水化物 | 11.7g |
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水分 | 87.1g | 灰分 | 0.3g |
たんぱく質 | 0.7g | ナトリウム | 1mg |
脂質 | 0.2g |
(出典:のま果樹園/株式会社環境研究センターにて計量)
備考
極早生みかんは、温州みかんの中の系統群のことで、9月~10月頃に成熟する品種の総称です。
温州みかんは、成熟する時期によって極早生・早生・中生・普通・晩生と分類されます。
エピソード(生い立ち・歴史)
みかんといえばこれ、温州みかん
現代、「みかん」と呼ばれるものは、通常は温州みかんのことを指します。いわゆる普通の「みかん」です。
温州みかんという名称は、中国の温州から入ってきた種をまいて生まれた品種であるという俗説によるものですが、近年の研究から、温州みかんは紀州みかん(小みかん)にクネンボの花粉を交雑して、日本で誕生したことが明らかになっています。
DNA鑑定や遺伝研究から、既に1633年には人の手によって植え付けられたことがわかっており、400~500年前の鹿児島県長島が発祥地であると考えられています。その後、九州各地に広がり、続いて瀬戸内や近畿、東海地方へと広がりながら、突然変異や新系統を目指した探求が行われて品種が細分化し、その数は100種類以上に上ります。
極早生みかんは、その中でも最初に成熟する極早生温州という品種群を指します。
極早生みかんのここがオススメ!
みかんシーズンの到来を感じる甘酸っぱさ
みかんシーズンの一番手である極早生みかんは、皮をむいた時にパッと広がる爽やかな香りと、さっぱりとした甘酸っぱさが特徴。
初秋にぴったりのフレッシュでみずみずしい食味は、今年もみかんの季節が来たことを実感させてくれます。酸味のある柑橘類が少なくなった昨今、どこか懐かしさも感じるやさしい味わいです。
極早生みかんってどんな柑橘?
果皮と果肉のコントラストが映える
極早生みかんは、温州みかんの中で最も早く、9~10月頃に出荷される品種です。果皮は少し青みがかっていますが、これは冬のみかんを早く収穫したものではなく、品種そのものが違います。
温州みかんは日本の柑橘類の栽培面積の65%以上を占めています。令和3年産では全国で約749,000トンが収穫されており、収穫量が多い順に和歌山県が約147,800トン(約19.7%)、愛媛県が約127,800トン(約17.1%)、静岡県が約99,700トン(約13.3%)となっています。
愛媛県産の温州みかんは、瀬戸内の温暖な気候の中で、潮風に吹かれ太陽の恵みをいっぱいに浴びて育った、爽やかな香りとコクのあるみかんです。
極早生みかんの召し上がり方
皮をむいた瞬間に広がる爽やかな香り
簡単に手でむくことができます。内皮も柔らかいので、そのまま食べられます。