





※のま果樹園の独自基準によります。
基本情報
商品名 | カラマンダリン |
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商品名ヨミ | カラマンダリン |
別名 | カラ、カラオレンジ、南津海 |
別名ヨミ | カラ、カラオレンジ、ナツミ |
品種名 | カラ |
系統名 | |
命名登録年月日 | 1935年 |
命名登録番号 | |
品種登録年月日 | |
品種登録番号 | |
交雑年 | 1915年 |
育成機関名 | カリフォルニア大学 |
食品成分(100gあたり)/カラマンダリン
エネルギー | 65kcal | 炭水化物 | 14.9g |
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水分 | 83.4g | 灰分 | 0.4g |
たんぱく質 | 1.2g | ナトリウム | 1mg |
脂質 | 0.1g |
(出典:のま果樹園/株式会社環境研究センターにて計量)
エピソード(生い立ち・歴史)
遅咲きのニューフェイス柑橘
カリフォルニア大学のフロスト博士が、1915年(大正4年)に尾張系温州にキングマンダリンを交配し育成した品種で、1935年に命名、発表されました。
わが国へは昭和30年(1955)に田中長三郎によって種子で導入され、その後、農水省、愛媛果樹試験場などに穂木でも導入されました。
当初、酸が高いのでこれは商品にならない、と放っておかれていたようです。しかし、ほったらかしにしていたカラマンダリンの実に、5月ごろヒヨドリが群がっているのをみて品質調査をしたところ、味が格別に良いので商品化を試みたという経歴があるようです。
また、「南津海」という品種もあるのですが、これはカラマンダリンと吉浦ポンカンを交配し、育成された品種ということです。
カラマンダリンに比べて比較的減酸が早いようですが、見た目や品質的にもカラマンダリンとほとんど差異はなく、特に区別せず出荷していることが多いようです。
カラマンダリンのここがオススメ!
オレンジ風の温州みかん

いろいろな柑橘の中で、最も樹になっている期間の長い品種で、その分、果汁がとにかく濃厚で、みかんの果汁が凝縮されているような味わいです。
深みのあるオレンジ色の果肉は、濃厚、かつ、ジューシーな味わいをお楽しみいただけます。一つ一つの皮が、しゃきしゃきとしており、口の中に残らず、丸ごとそのままお召し上がりいただけます♪
カラマンダリンってどんな柑橘?
温州みかん好きにオススメ
温州みかんと同じような大きさをしています。
果形はやや腰高の扁円形である。果皮は濃橙色であるが、3月頃から退色してきます。
果面はやや荒く見た目は、ぼこぼこしているのが特徴です(右写真参照)。見た目を気にされる方には、向かない商品かもしれませんが・・・たっぷり果汁に深みのある味は、4月〜5月の代表柑橘として成長していく、有望株の柑橘です。
果皮は温州みかんよりやや厚くなっていますが、比較的簡単に皮を剥くことができます。
果実の香りは強く、果肉は橙色で、肉質は柔軟多汁。濃厚な味で食味は良好であるが、減酸が遅く、4月以降が可食期です。種子は10個前後含まれますが、少ないものもあります。
カラマンダリンの召し上がり方
手で皮をむいて食べることができます。