はるか
※のま果樹園の独自基準によります。
基本情報
| 商品名 | はるか |
|---|---|
| 商品名ヨミ | ハルカ |
| 別名 | |
| 別名ヨミ | |
| 品種名 | はるか |
| 系統名 | |
| 命名登録年月日 | |
| 命名登録番号 | |
| 品種登録年月日 | 1996年10月15日 |
| 品種登録番号 | |
| 交雑年 | |
| 育成機関名 |
食品成分（100gあたり）/はるか
| エネルギー | 59kcal | 炭水化物 | 13.8g |
|---|---|---|---|
| 水分 | 85.0g | 灰分 | 0.3g |
| たんぱく質 | 0.9g | ナトリウム | 1mg |
| 脂質 | 0.1g |
（出典：のま果樹園／株式会社環境研究センターにて計量）
エピソード（生い立ち・歴史）
日向夏の偶発実生
はるかは、福岡県糸島郡二丈町（現：糸島市）の石井徳雄氏が自宅の庭で発見した、日向夏（ニューサマーオレンジ）の偶発実生（※）です。
昭和53年（1978）に庭に蒔いた日向夏の種から得られた実生を高接ぎし、できた果実の特性を調べたところ、減酸が早く食味が良かったため、調査を進めた結果、平成11年（1999）に品種登録されました。
長年、片方の親品種は不明とされてきましたが、平成28年（2016）の遺伝子解析の結果、花粉親は夏橙（ナツダイダイ・夏みかん）であると考えられています。
※はるかが日向夏より甘くて酸味が少ないように、種子親を超える特性を持った品種が偶然生まれることを、偶発実生といいます。
| 昭和53年（1978） | 日向夏の種を播種 |
|---|---|
| 昭和55年（1980） | 得られた実生をカラタチに接ぐ |
| 昭和57年（1982） | 温州みかんに高接ぎ |
| 昭和61年（1986） | 初結実 |
| 平成11年（1999） | 品種登録 |
| 平成28年（2016） | 遺伝子解析の結果、花粉親が夏橙であることが判明 |
はるかのここがオススメ！
ハニーレモン風味でプリプリ食感
はるかは、レモンのような見た目に反して酸味がとても少なく、カットした途端広がる爽やかな香りとさっぱりした後味が、春の訪れを感じさせてくれます。
外見からは想像できない上品な甘さは、ハニーレモン風味と形容されるほどで、粒の立ったプリプリとした食感をしています。
はるかってどんな柑橘？
見た目と味わいのギャップに驚く
はるかは、日向夏に比べ、外皮は粗くごつごつした見た目をしています。果頂部(おしり)にはリング状の凹凸があるのが特徴です。
柑橘類には数多くの品種がありますが、はるかほど見た目と食べた時のギャップがある品種はなかなか見当たりません。黄色い果皮はレモンのイメージが強いことや、外皮の硬さやごつごつした手触りから、どうしても酸っぱそうなイメージを持たれがちですが、実際は全くの逆で、これほど酸っぱくない品種も珍しいというほど酸味の少ないやさしい味わいをしています。
令和3年産では全国で2,040トンが収穫されており、シェアが多い方から順に愛媛県（約39％）、広島県（約35％）、長崎県（約7％）となっています。
はるかの召し上がり方
お好みのカット方法で
外皮は厚くて硬いので、ナイフで切れ目を入れてから手でむくのがおすすめです。内皮も厚いので、むいてお召し上がりください。種があるので取り除きながら食べましょう。
内皮の厚みを気にせず食べられる方は、スマイルカットにしてもいいでしょう。
横半分にカットしてスプーンですくって食べるのもおすすめです。
