土佐とさ文旦ぶんたん

土佐文旦
土佐文旦
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柑橘データ
柑橘データ
柑橘データ

※のま果樹園の独自基準によります。

基本情報

商品名 土佐文旦
商品名ヨミ トサブンタン
別名 法元文旦、文旦
別名ヨミ ホウゲンブンタン、ブンタン
品種名 土佐文旦
系統名 トサブンタン 
命名登録年月日
命名登録番号
品種登録年月日  
品種登録番号  
交雑年  
育成機関名 高知県農事試験場

食品成分(100gあたり)/文旦

エネルギー 41kcal 炭水化物 9.8g
水分 89.0g 灰分 0.4g
たんぱく質 0.7g ナトリウム 1mg
脂質 0.1g    

(出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)

エピソード(生い立ち・歴史)

柑橘の祖先種であるとされる文旦の系統

土佐文旦は、日本で最も多く生産されている文旦の品種です。昭和4年(1929)に高知県農事試験場の園芸部長であった渡辺恒男氏が、鹿児島県の法元文旦を持ち帰って植えたことから広まったとされています。

文旦はインド・マレー地域で発生し、9世紀頃に遣唐使船で九州に渡来したのが最初とされていますが、ほとんどが時代と共に消失したと考えられており、土佐文旦をはじめとする現在の品種の親品種は不明となっています。

DNA解析から、大橘(オオタチバナ、別名:サワーポメロ、パール柑)と同一の系統であることがわかっています。

土佐文旦のここがオススメ!

プリプリした食感と大人味のほろ苦さ

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土佐文旦は、果肉がしっかりとしていてプリプリとした弾力があり、その食感が特徴です。上品な甘みとほのかな酸味、さらに文旦に特有のほろ苦さがあります。独特の爽やかな香りも文旦ならでは。

皮が厚く日持ちがいいので、しばらく貯蔵しておくと酸味が抜けてコク深くなった味わいを楽しむことができます。

土佐文旦ってどんな柑橘?

数ある文旦類の中で最も有名

一般的に文旦というと、土佐文旦を指すことが多いです。文旦類には他にも晩白柚ばんぺいゆ、平戸文旦、江上文旦、水晶文旦、安政柑などがあります。海外では、タイのカオファンやカオパン、台湾の白柚ぺいゆ麻豆まとう文旦などがよく知られています。

文旦には自然交雑によって性質の異なる品種ができやすいという特性があり、文旦の血を引く柑橘も数多くあります。グレープフルーツや八朔河内晩柑なども文旦の雑種であるとされています。

令和3年産では全国で8,885トンが収穫されており、そのうち高知県が8,455トンと約95%のシェアを占めています。

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土佐文旦の召し上がり方

実離れがよくプリプリとむける

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外皮は厚いので、ナイフなどで切れ目を入れてから手でむいていきます。房も芯の部分(中心部、内側)に切れ目を入れてしまうと、実離れがいいのでとてもむきやすくなります。

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