八朔はっさく

八朔
八朔
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柑橘データ
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※のま果樹園の独自基準によります。

基本情報

商品名 八朔
商品名ヨミ ハッサク
別名 普通八朔・紅八朔
別名ヨミ フツウハッサク・ベニハッサク
品種名 八朔
系統名  
命名登録年月日  
命名登録番号  
品種登録年月日  
品種登録番号  
交雑年  
育成機関名  

食品成分(100gあたり)/八朔

エネルギー 47kcal 炭水化物 11.5g
水分 87.2g 灰分 0.4g
たんぱく質 0.8g ナトリウム 1mg
脂質 0.1g    

(出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)

エピソード(生い立ち・歴史)

広島県のお寺で発見された雑柑

八朔はっさくは、江戸時代の万延年間(1860年頃)、広島県尾道市の因島で発見された偶発実生(※)です。クネンボとブンタンの雑種であることがわかっています。

発見された浄土寺の住職、小江おごう恵徳えとく上人しょうにんが、八月朔日(旧暦の8月1日)頃に食べられると言ったことから八朔と名付けられたとされています。旧暦の8月1日は新暦の8月末~9月下旬頃にあたり、2月~4月頃がシーズンの八朔はその時期にはありません。

明治時代以降、因島から広島に広まり、その後和歌山県をはじめ全国に増植され、戦後には温州みかん、甘夏に次いで全国で3番目に生産される柑橘となりました。

※偶発実生とは、自然に捨てられたり落ちたりした種から育ち、優良な特性を持った果樹が偶然発見されることです。

八朔のここがオススメ!

上品なほろ苦さのあるサクサク果肉

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八朔は、少し硬めの果肉がプリプリ、サクサクとした歯ごたえをしています。果汁は少なめながら、爽快な香りがあり、さっぱりとした食味をしています。

甘みだけではなくスッキリした酸味、さらに独特の上品なほろ苦さがあり、それらが調和した八朔にしかない味わいが特徴です。

八朔ってどんな柑橘?

甘みが強く、人気柑橘の親品種に

八朔は、昭和57年(1982)のピーク時には現在の10倍近くも生産されていた、古くから人気のある品種です。

普通八朔の枝変わりで誕生した紅八朔という系統もあり、やや果汁が多くて甘みが強いですが、流通する際には特に区別されていないことも多いです。

根強い人気で収穫量もまだまだ多く、全国で24,484トンが収穫されており、そのうちの約72%が和歌山県、他に広島県、徳島県、愛媛県などが主な産地となっています(令和3年産)。

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八朔の召し上がり方

プリプリしていてむきやすい

外皮は少し硬いので、ナイフなどで切れ目を入れてから手でむいていきます。房もひとつずつむいていきますが、果肉がしっかりしているので比較的むきやすいです。

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