愛媛えひめ果試かしだい48ごう

愛媛果試第48号
愛媛果試第48号
取り扱いカレンダー
柑橘データ
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※のま果樹園の独自基準によります。

基本情報

商品名 愛媛果試第48号
商品名ヨミ エヒメカシダイ48ゴウ
別名 紅プリンセス(※)
別名ヨミ ベニプリンセス
品種名 愛媛果試第48号
系統名 愛媛48号
命名登録年月日  
命名登録番号  
品種登録年月日 2022年6月9日
品種登録番号 29243
交雑年 2005年
育成機関名 愛媛県 農林水産研究所 果樹研究センター みかん研究所
         

※「紅プリンセス」というブランド名(愛媛県の登録商標)で2025年から本格販売が予定されている品種です。

 

食品成分(100gあたり)/愛媛果試第48号

エネルギー 未測定 炭水化物 未測定
水分 未測定 灰分 未測定
たんぱく質 未測定 ナトリウム 未測定
脂質 未測定    

エピソード(生い立ち・歴史)

業界大注目の新品種が誕生

 愛媛果試第48号は、愛媛県の誇る媛まどんな(愛媛果試第28号・紅まどんな)と甘平に続く高級品種を目指して、その2品種を交配して育成された愛媛県オリジナル品種です。

 愛媛県にある農林水産研究所 果樹研究センター みかん研究所にて平成17年(2005年)に交配し、令和4年(2022年)に品種登録されるまで、実に17年の歳月を要して誕生しました。

 平成30年(2018年)に発生した西日本豪雨では、県内各地で大規模な浸水や土砂崩れが発生し、みかん研究所の畑も3分の1以上が被害を受けましたが、愛媛果試第48号の苗木180本は奇跡的にその難を逃れたそうです。

平成17年(2005年)媛まどんな(愛媛果試第28号)」に「甘平」の花粉を交配
平成20年(2008年)温州ミカンに高接ぎ
平成22年(2010年)初結実
平成27年(2015年)二次選抜 系統名「愛媛48号」
平成29年(2017年)現地適応性試験開始
平成31年(2019年)種苗法に基づく品種登録申請
令和4年(2022年)品種登録

愛媛果試第48号のここがオススメ!

ゼリーのようなプルプル食感で濃厚な甘み

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 「媛まどんな甘平の交配で誕生した新品種」と聞いただけで、いてもたってもいられなくなる柑橘ファンも多いのではないでしょうか。その期待通り、媛まどんなからはそのゼリーのような食感を、甘平からはその濃厚な甘さを、余すところなく受け継いだのがこの愛媛果試第48号です。

 酸味が少なく滑らかなプルプル食感の果肉は、口に入れるとオレンジ系の爽やかな香りが鼻に抜けてサッパリした印象を受けますが、徐々にしっかりとした濃厚な甘みが舌の上に広がり始めます。

愛媛果試第48号ってどんな柑橘?

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 愛媛果試第48号は、やや大きめの品種で、雫型で比較的つるんとした果皮をしており、親品種である媛まどんなに似た外観をしています。外皮は薄く、はち切れんばかりに果肉が詰まっているので、手に持つとプルンとした弾力が感じられます。

 果汁が多く、プルプルしたゼリーのような食感で、甘みは強めで酸味は少ないところが、媛まどんな甘平から生まれたことを実感させてくれます。じょうのう膜(内皮)は薄く、種もないため、気にすることなく食べられます。

 媛まどんなは12月頃、甘平は1~2月頃に流通しますが、愛媛果試第48号はそれに続く3~4月頃に旬を迎えるため、春先に食べられる品種としても期待されています。

愛媛果試第48号の召し上がり方

手でむくもよし、くし形にカットするもよし

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 愛媛果試第48号の外皮は薄いため手でむくことも可能ですが、果汁が多くむいている際にこぼれてしまうこともあるため、くし形にカットしてお召し上がりいただくのもいいでしょう。スマイルカットよりもくし形カットの方が果肉のプルプル感をより実感できます。内皮は薄く、そのまま食べることができます。

召し上がり方

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