ポンカン

ポンカン
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柑橘データ
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※のま果樹園の独自基準によります。

基本情報

商品名 ポンカン
商品名ヨミ ポンカン
別名 ポンカンオレンジ
別名ヨミ ポンカンオレンジ
品種名 太田ポンカン、今津ポンカンなど
系統名  
命名登録年月日
命名登録番号
品種登録年月日 1983年5月30日(太田ポンカン)
品種登録番号 413(太田ポンカン)
交雑年  
育成機関名 清水市農業協同組合(太田ポンカン)

食品成分(100gあたり)/ポンカン

エネルギー 42kcal 炭水化物 9.9g
水分 88.8g 灰分 0.3g
たんぱく質 0.9g ナトリウム 1mg
脂質 0.1g    

(出典:日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)

エピソード(生い立ち・歴史)

インド原産の亜熱帯柑橘

ポンカンは、インドのスンタラ地方原産の古い品種です。ポンカンの「ポン」はインド西部の地名「Poona(プーナ)」から、「カン」は柑橘の「柑」から付けられたと言われ、漢字では「椪柑」または「凸柑」と表記します。

インドをはじめ、ネパール、東南アジア、ブラジルなどでも栽培されており、日本には中国から台湾を経て、明治29年(1896)に伝わりました。その後も優良な系統が台湾から伝わっており、多くの品種が存在します。

果実が球形に近い高梢系こうしょうと、扁平な低梢系ていしょうに分類され、高梢系には吉田ポンカン、今津ポンカン、薩州ポンカン、徳村ポンカンなど、低梢系には太田ポンカン、森田ポンカン、興春ポンカンなどがあります。のま果樹園では主に太田ポンカンと今津ポンカンを取り扱っています。

太田ポンカン

昭和22年(1947)に、静岡県静岡市清水区庵原町の園地で、庵原ポンカンの枝変わりとして発見されました。減酸も早く、豊産性であることが確認され、清水市農業協同組合により昭和58年(1983)に太田ポンカンとして品種登録されました。

今津ポンカン

昭和初期に台湾より持ち帰られた苗木を、愛媛県北宇和郡吉田町(現:宇和島市)の園地で高接ぎしたことで誕生した品種です。昭和48年(1973)に、愛媛県果樹試験場の調査によって優良な品種であることが確認され、今津ポンカンと呼ばれるようになりました。

ポンカンのここがオススメ!

南国風の濃厚な香り

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ポンカンは、果肉は少し硬めで、プリプリ、サクサクとした食感。甘みが強くてほのかな酸味もあり、とても濃厚な味わいをしています。

皮をむいた時に広がる、南国を思わせるような独特の芳香も特徴です。房も薄くて柔らかいので、そのまま食べることができるお手軽さも人気の秘訣です。

ポンカンってどんな柑橘?

甘みが強く、人気柑橘の親品種に

ポンカンは、みかんのように手で皮をむいて房ごと食べられて、甘みが濃厚なことで、古くから人気のある品種です。

近年では、簡単に皮がむけることや甘みが強いことなどの優良な性質から、多くの新品種の親となっており、甘平デコタンゴール(不知火)・はるみ・陽香・はれやか・サザンレッド・早香・せとみ・南津海などは、ポンカンから生まれています。(系統図参照

令和3年産では全国で19,091トンが収穫されており、シェアが多い方から順に愛媛県(約40%)、鹿児島県(約13%)、高知県(約12%)、その他熊本県、和歌山県など、いずれも温暖な地域で栽培が盛んです。

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ポンカンの召し上がり方

むきやすくて食べやすい

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外皮は柔らかく、簡単に手でむくことができます。内皮も薄く柔らかいのでそのまま食べることができますが、種が多いので気をつけましょう。

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