2025年冬 Mikan-1(ミカンワン)グランプリ

温州みかんの時期も終わりを迎え、2月からが愛媛県の柑橘の真骨頂!

愛媛県では温州みかん以外にも39種類の品種を取り扱っており、その数は日本一。また温州みかんを除いた柑橘類の収穫量も日本一となっています。

2025年冬 Mikan-1(ミカンワン)グランプリ

種類が多すぎて選べない!という方のために、ここでは1月~2月頃に人気の柑橘類に絞ってそれぞれの特徴をご紹介しますので、お気に入りの品種を見つけてください。

ポンカン
ポンカン
名前ポンカン
所属愛媛県
芸歴128年(1896年に日本伝来)
芸風濃厚な甘みと独特の芳香が武器。少し硬めでプリプリ、サクサクとした果肉は甘みが強い。昭和から人気のあるベテランながら、皮をむいてそのまま食べられるお手軽さから近年再評価されている。南国を思わせる種があることは弱点か。
いよかん
いよかん
名前いよかん
所属愛媛県
芸歴138年(1886年頃山口県で発見)
芸風トラディショナルなスタイルで時代を風靡した愛媛県の特産品。皮をむいた時の爽やかな芳香と、溢れ出す果汁は他の追随を許さない。ビタミンCやクエン酸も豊富だが、房をむかないといけない手間が現代の感性とマッチするか。
甘平
甘平
名前甘平
所属愛媛県
芸歴17年(2007年品種登録)
芸風柑橘にあるまじきシャキシャキ食感で業界に衝撃を与えた、新進気鋭の品種。平らな見た目の果実にはち切れんばかりに詰まった果肉は、まさに極上の甘み。名前が似通っているが某大御所の師匠とは無関係。
せとか
せとか
名前せとか
所属愛媛県
芸歴23年(2001年品種登録)
芸風地上波にも出演し、お茶の間を席巻しつつある若手の有望株筆頭。「柑橘の大トロ」とも呼ばれるとろける食感の果肉は甘みが濃厚。その味はもちろんのこと、ビジュアルも秀麗でNo.1に推す声も多い人気柑橘。
はるみ
はるみ
名前はるみ
所属愛媛県
芸歴25年(1999年品種登録)
芸風親に清見とポンカンを持ち、姉妹品種には不知火(デコタンゴール)もいる、優秀な家系に育ったサラブレッド。大粒のプチプチとした果肉は爽やかな果汁でいっぱい。収穫の多い年と少ない年が交互に来ることが唯一の欠点と言える。

以下は入荷の状況が不安定なため、入荷時にオンラインショップでゲリラ的に販売される品種です。こちらにはリンクがありませんので、販売の有無はトップページにてご確認ください。

媛小春
媛小春
名前媛小春
所属愛媛県
芸歴16年(2008年品種登録)
芸風栽培が愛媛県に限定されており、愛媛ローカルでは絶大な人気を誇る新人。フルーティーな香りと濃い甘さで、手でむいて食べられるところもポイントが高い。黄色いルックスに反して酸味は少なく、ギャップで驚かせてくれる。
西之香
西之香
名前西之香
所属愛媛県
芸歴24年(2000年品種登録)
芸風甘平の親品種として、負けられない戦いがここにはある。爽やかなオレンジの香りがあり、まるでジュースを食べているかのような柔らかな果肉。酸味が少なくやさしい甘さをした味わいの上品さは、今大会参加者の中では随一。