はれひめ

はれひめ
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柑橘データ
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※のま果樹園の独自基準によります。

基本情報

商品名 はれひめ
商品名ヨミ ハレヒメ
別名 瀬戸の晴れ姫(※)
別名ヨミ セトノハレヒメ
品種名 はれひめ
系統名 カンキツ興津54号
命名登録年月日 2001年10月9日
命名登録番号 みかん農林14号
品種登録年月日 2004年6月4日
品種登録番号 12069
交雑年 1990年 
育成機関名 (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 

(※)「瀬戸の晴れ姫」はJAおちいまばりの登録商標です。

食品成分(100gあたり)/はれひめ

エネルギー 51kcal 炭水化物 12.2g
水分 86.5g 灰分 0.3g
たんぱく質 0.8g ナトリウム 1mg
脂質 0.2g    

(出典:のま果樹園/株式会社環境研究センターにて計量)

エピソード(生い立ち・歴史)

長年の研究から生まれた新品種

はれひめは、清見にオセオラを掛け合わせたもの(E-647)に、更に宮川早生(温州みかん)を交配して、農業・生物系特定産業技術研究機構の興津支場で育成された品種です。

近年八朔伊予柑の生産量が減少しており、これらに替わる優良な品種の開発が進められています。日本の柑橘栽培は生食用が中心であるため、食味が優れていることと食べやすいことが重要であるとされており、種のないみかんタイプの品種育成を目指して作られました。

清見とオセオラの掛け合わせ(E-647)は、果実品質はいいものの、小ぶりで皮がむきにくく種があったため、皮がむきやすく種のない宮川早生(温州みかん)を交配することで、消費者ニーズに適合したはれひめが誕生しました。

平成2年(1990)清見」×「オセオラ」を交配したもの(E−647)に「宮川早生」の花粉を交配
平成4年(1992)温州みかんに高接ぎ
平成7年(1995)初結実
平成8年(1996)「カンキツ興津54号」の系統名が付けられ試験が行われる
平成13年(2001)品質が良く、新品種候補として決定される
平成16年(2004)品種登録

はれひめのここがオススメ!

みかんとオレンジのいいとこどり

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はれひめは、みかんのような甘みとオレンジのような香りが組み合わさった、みかんとオレンジのいいとこどりの独特の味わいをしています。酸味が非常に少ないため甘く感じます。

みかんのように房ごと口に含むのに、鼻から抜ける香りはオレンジのような爽やかさで、とても不思議な感覚です。さっぱりした果汁は癖がなく、風味も豊かで食べやすい品種です。

はれひめってどんな柑橘?

瀬戸内の晴天が育むお姫様

夏から秋にかけて晴天が続くことで、甘く香り高い果実となることから「はれひめ」と名付けられました。品種名は平仮名ですが、漢字で表記する際は「晴姫」と書きます。

その名前の通り、夏から秋の降雨量が比較的少ない瀬戸内で栽培が盛んで、収穫量は愛媛県が全国の約80%を占めており(令和3年産)、その他に広島県、和歌山県、愛知県などで栽培されています。

流通する時期が12月から1月にかけてであり、愛媛みかん(温州みかん)と媛まどんなという二大人気品種と時期が重なりますが、どちらとも違う味わいなので一緒に楽しむことができます。

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はれひめの召し上がり方

みかんのようにお手軽に

外皮は少し厚いものの、柔らかいので手で簡単にむくことができます。内皮も柔らかいので、みかんのようにそのまま房ごと食べられます。

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